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ツボの紹介 第7回 「腎兪」

今回のコラムがツボの紹介としては、第7回となります。ツボについては以下のコラムをご覧いただけたらと思います。

鍼灸院神尾コラムページ
カテゴリー: ツボの紹介

https://harikanwo.com/column/index.php?c=13-

第7回は「腎兪(じんゆ)」をご紹介できたらと思います。

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ツボには「~兪(ゆ)」という名前のツボが背中や腰にあります。そのようなツボのことを「背部兪穴(はいぶゆけつ)」といいます。「背部兪穴」については、以下のコラムをご覧下さい。

鍼灸院神尾コラムページ
背部兪穴とは ~腰背部に並ぶ臓器を癒すツボ~

https://harikanwo.com/column/index.php?e=67

腎兪は、背部兪穴の一つであり、腰部の最も細いウェストの高さ付近の第2腰椎と第3腰椎に背骨の左右対称に位置します。



この腎兪の位置に硬さが現れると、背骨から腎につながる神経を圧迫するため、腎の機能が低下すると考えられています。

東洋医学としては、両親から受け継いだ生命エネルギーである「先天の精」を腎に蓄えるとされます。「先天の精」が不足すると、発育障害などが起こるとされます。

また、腎の主な働きとして、体内の水分を統括するといったことがあります。腎の働きが低下すれば、腎陰不足で、ほてりやのぼせといった症状、腎陽不足で冷え性などの症状が現れます。そして、腎は水分を統括することから、代謝という機能を司るとされます。

さらに、腎は脳、生殖器、髪の毛、耳、尿路とも関係が深く、腎の機能が低下すれると、様々な症状につながります。

両親から受け継いだ生命エネルギーを納め、体内の水分を統括するし、代謝を司る腎は、体にとって重要な臓器であり、体全体の及ぼす影響も大変大きいといえます。

鍼治療においても、腎の機能低下を改善するために、この腎兪の治療を重視します。腎兪に鍼をしない患者さんはほぼいないのではないか、と思うほどです。

ツボの概要

ツボの名前 腎兪(じんゆ)
ツボの場所 腰部、第2腰椎棘突起下縁と同じ高さ、後正中線の外方1.5寸(4.5cm)



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カテゴリー: ツボの紹介

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