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コロナとは王冠

コロナの王冠今日は2020年5月24日ということで、北海道、埼玉、千葉、東京、神奈川の5都道県で続く新型コロナウイルスの緊急事態宣言が明日にも解除されるかどうかといった時期となります。

アベノマスクが届く前に、既に近所の100円ショップでも普通にマスクが売られている状況や補償が確証されていないにも関わらず、休業要請におとなしく従って自粛している日本人の特異性というか、様々な謎だらけなコロナウイルス関連ですが、一旦は終息しそうなこの時期に、心落ち着けて自分なりに考えてみたいと思います。

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コロナウイルスの「Corona」とは、「王冠」という意味があるようで、一般的な「王冠」の先はトゲのようなものがあり、そのトゲの感じがコロナウイルスの細胞の外側にあるトゲに似ていることから「コロナウイルス」と名付けられたようです。そのトゲがコロナウイルス対策のヒントとなりそうなインタビュー記事にありました。

下記の根路銘国昭氏という医師のインタビュー記事になりますが、この医師は、過去に、鳥インフルエンザ、MERSといった感染症の対策を担当した医師のようで、感染症を押さえ込んだ実績のある医師のようです。記事の中では、参考にできる個所とちょっとツッコミたくなるような個所とがありますが、それも含めて、コロナウイルスとはどういった存在で、どう対処すればいいのか考えてみたいと思います。

根路銘国昭氏インタビュー記事 前編
コロナ「感染拡大のおそれはとても小さい」大御所がパニックを叱る!
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/70355?page=2

根路銘国昭氏インタビュー記事 後編
コロナウイルス感染拡大は「3月までに終結」と大御所が断言する理由
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/70375

上記の前編、後編で、ポイントとしたいのは、以下の点です。

① コロナウイルスは弱いウィルスであり、呼吸器感染症では、インフルエンザウイルスは横綱級、コロナウイルスは関脇以下程度である。

② コロナウイルスの構造として、外側にトゲをたくさん備えている。このトゲが健康な細胞の表面にある受容体から細胞内に侵入し、細胞内の材料を使って自らのコピーを作り、細胞の外でさらなる増殖を続ける。ところが、コロナウイルスのトゲは脆弱で、空気中では抜け落ちてしまうことから、コロナウイルスは咳や痰で、空間に飛び出しても1メートルも飛べば死滅するので、インフルエンザウィルスのような長時間浮遊し続け10メートル以内のほとんどの人を感染させる「空気感染」は起こらない。従って、院内感染が起きた病院やクルーズ船内のように密閉空間はウイルスを培養するようなものであり、換気することが重要である。

③ 感染する方法は、「飛沫感染」しかなく、飛沫感染のリスクをより少なくするには、咳、唾、痰といった粘液を飛び散らかさないことが必要で、そのためにマスクを着用することは有効である。

④ 手洗いは、水だけで洗うのでは不十分で、石鹸はウィルスの膜を溶かすので、石鹸を使うことが重要である。

⑤ コロナウイルスは気温が上がると生きていけず、もともと冬の寒い季節に活発になるウィルスなので、2月末から3月には自然に終息すると見ています。

①と②について

①の理由が②である、ということだと思いますが、コロナウイルスは外側にトゲがあって、そのトゲが人の体内に入ると、正常な細胞にトゲを使って入り込み、それをきっかけにして、コロナウイルス自身が増殖していく、というのが感染の仕組みである。でも、そのトゲ自体が抜けやすく、空気中では1メートルも飛べば、ほとんどが抜け落ちてしまい、トゲのないコロナウイルスは怖くない。従って、空間を密閉するのではなく、換気をしてコロナウイルスができるだけ空気に触れるようにすることが重要であるようです。

この話しを読んで、私が思うのは、トゲが抜け落ちるとウイルスとしては無力となり、感染がそれ以上、起きないということであれば、このコロナウイルスは相当、感染力が弱く、感染のリスクは極めて低いということです。インフルエンザウイルスのように、感染者と同じ空間に10人いたら10人が感染するような、空気感染がバンバン起きるようなウイルスとはコロナウイルスは全く異なる性質のように感じます。でも、コロナウイルスが弱いウイルスだとしたら、これだけ世界中が都市封鎖をし、感染拡大防止を叫んできた現状は何を意味するのか、考えさせられます。

③と④について

この2つは、コロナウイルスを防御するには、何が有効か?ということになりますが、マスク着用はコロナウイルスの空気感染を予防という意味よりは飛沫感染のリスクを下げる方法として有効であり、手洗いの際は、石鹸を使うことが有効であるということ。

私は以前からマスクを着用しても、マスクは自分の皮膚面に密着して張り付いているわけではないので、鼻の両脇や頬のあたりは隙間があり、マスクの有効性はあまり感じていませんでしたが、飛沫感染を防ぐという目的のためには、マスク着用は必要なことに思えます。

また、石鹸を使って手を洗うことは、汚れを落とすのに当たり前に思っていましたが、石鹸には細胞の膜を溶かす効果があるというのは、気づきとなりました。

⑤について

これについては、残念ながら、現実には2月や3月にコロナウイルスが終息したとは言えませんし、コロナウイルスが世界中で蔓延し始めたころから、年間気温が20℃以下にならない国、例えば、人口約1億人のフィリピンの2020年5月までの感染者数は13,777人、死亡者数863人に対して、日本の2020年5月までの感染者数は16,543人、死亡者数814人ということで、ほとんど差がないことからも、気温の高い国や地域で、感染力が低下する、とは考えにくいようです。

まとめ

コロナウイルスの細胞の構造については、根路銘国昭氏のインタビュー記事にあるように、ウイルスの外側にあるトゲが悪さをする原因であり、このトゲは空気に触れるだけでも抜け落ちるため、空間の換気を徹底することが重要に思えます。また、飛沫感染の予防にはマスク着用が有効であること、石鹸にはウイルスの細胞膜を溶かす作用があるため、手洗いには石鹸を使うこと、といった対策には、意味があることを感じました。

ただ、一つ思うのは、予防には限界があり、最後は個人の免疫力がウイルスに勝てるのかどうかが生死を分けるということです。従って、免疫力を下げないよう、精神を保ち、食事、休養といったことを意識する必要があると思います。

今後も、気になる情報があれば、今回のようにそれを材料に考えてみたいと思います。

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カテゴリー: コロナウイルス

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