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投稿日:2015年10月27日
どんな鍼を使うのですか? ~鍼の種類~
鍼には様々な種類があり、代表的なものをご紹介させていただきます。
毫鍼に関しては、私の流派のやり方を説明させていただきます。
一般的にも鍼といえば、このタイプを思い浮かべられるのではないでしょうか。私はこの毫鍼のみを使用します。
毫鍼は鍼体(しんたい)と呼ばれる実際に刺さる部分と鍼柄(しんぺい)と呼ばれるグリップというか持つ所から成ります。

毫鍼の素材の種類と特徴は、以下のようになります。
私の使用する鍼は、職人さんの手作りの鍼で、ステンレスの合金ですが、柔軟性は銀鍼に近く、一般的なステンレス鍼のような硬さではありません。柔らかい鍼は、患者さんにとっても痛く感じずらく、体に馴染みやすい鍼といえます。
価格は一般的な使い捨てのステンレス鍼の10倍ぐらいします。
私の使用する鍼の長さは、1寸5分(4.5cm)と2寸(6cm)の2種類を鍼をする場所によって使い分けます。また、鍼の太さは、以下のようになります。
1番鍼…直径0.16mm
2番鍼…直径0.18mm
3番鍼…直径0.20mm
5番鍼…直径0.24mm
7番鍼…直径0.28mm
10番鍼…直径0.34mm
ちなみに一般的に髪の毛の太さは、直径0.05~0.15mmといわれています。
鍼の太さは、それぞれの患者さんの体質や鍼への感受性、硬結(治療の対象物)の硬さ、などによって使い分けられます。
私の鍼の打ち方では、この毫鍼は、鍼管(しんかん)と呼ばれる管とセットで使い、鍼管は毫鍼より5mm短く、直径2mmの管状のものです。この鍼管は、鍼を打つ時に、患者さんが痛みを感じにくくするために使用されます。この鍼管は日本の鍼の特徴であり、中国の鍼には一般的には存在しません。

棒状のもので、皮膚には刺さりません。皮膚面を擦したり、押圧したりします。気の流れは体表にあり、それを調節する、という考えのもとに使われます。

昔は腫れ物の切開に用いたり、現在では溜まった血液を体外に出す目的で使用します。

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毫鍼(ごうしん)
一般的にも鍼といえば、このタイプを思い浮かべられるのではないでしょうか。私はこの毫鍼のみを使用します。
毫鍼は鍼体(しんたい)と呼ばれる実際に刺さる部分と鍼柄(しんぺい)と呼ばれるグリップというか持つ所から成ります。

毫鍼の素材の種類と特徴は、以下のようになります。
私の使用する鍼は、職人さんの手作りの鍼で、ステンレスの合金ですが、柔軟性は銀鍼に近く、一般的なステンレス鍼のような硬さではありません。柔らかい鍼は、患者さんにとっても痛く感じずらく、体に馴染みやすい鍼といえます。
価格は一般的な使い捨てのステンレス鍼の10倍ぐらいします。
私の使用する鍼の長さは、1寸5分(4.5cm)と2寸(6cm)の2種類を鍼をする場所によって使い分けます。また、鍼の太さは、以下のようになります。
1番鍼…直径0.16mm
2番鍼…直径0.18mm
3番鍼…直径0.20mm
5番鍼…直径0.24mm
7番鍼…直径0.28mm
10番鍼…直径0.34mm
ちなみに一般的に髪の毛の太さは、直径0.05~0.15mmといわれています。
鍼の太さは、それぞれの患者さんの体質や鍼への感受性、硬結(治療の対象物)の硬さ、などによって使い分けられます。
私の鍼の打ち方では、この毫鍼は、鍼管(しんかん)と呼ばれる管とセットで使い、鍼管は毫鍼より5mm短く、直径2mmの管状のものです。この鍼管は、鍼を打つ時に、患者さんが痛みを感じにくくするために使用されます。この鍼管は日本の鍼の特徴であり、中国の鍼には一般的には存在しません。

鍉鍼(ていしん)
棒状のもので、皮膚には刺さりません。皮膚面を擦したり、押圧したりします。気の流れは体表にあり、それを調節する、という考えのもとに使われます。

三稜鍼(さんりょうしん)
昔は腫れ物の切開に用いたり、現在では溜まった血液を体外に出す目的で使用します。

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カテゴリー: 鍼治療について