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野生動物は太らない? ~過食は生活習慣病の原因の一つ~

野生動物の場合、食べ過ぎて、肥満になることはない、といった記事を見つけました。

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野生動物はなかなか獲物にありつけず、空腹状態が続くことで、獲物にありつけた時は食べ過ぎてしまいそうですが、空腹感の中、活動することで、食べ過ぎることはないそうです。

野生動物の場合、

空腹を感じる状態は、エネルギー源であるブドウ糖が不足。
 ↓
狩りをするために、脂肪として蓄えていたものを燃焼させて、エネルギーに変換。
 ↓
獲物にありつくまでに脂肪が燃焼されることで、血糖値が元のレベルに上がり、強烈な空腹を感じない状態になる。
 ↓
食べ過ぎない。

となるようです。

人間の場合は、

空腹を感じたら、活動することもなく、直ぐに食べ始める。
 ↓
脂肪を燃焼させる前に食べ始めるので、血糖値が下がったままで、食べる。
 ↓
血糖値が元のレベルに上がるまでは、空腹感があり、食欲が続くので、食べ過ぎる。

となるようです。

野生の動物は、空腹→活動・運動→食事、となり、

人間は、空腹→食事、もしくは、空腹でもないけど時間が来た→食事

となることが食べ過ぎの原因になっているということのようです。

空腹は「食べろの合図」ではなく、「活動をしろという合図」だということのようです。

野生動物が太らず、健康である理由の一つが食べ過ぎないということであり、人間のように空腹を感じたら直ぐに食べる、という生活は、不自然であることということのようです。

なぜ野生の動物が食べ過ぎないのか?そのことからわかる人間が太ってしまう理由
http://lighteater.health358.com/benefits/wild-animal/

私は、この記事を読んで、野生動物が自然に過食しない食べ方をしていることがよく理解できました。それは単に太らない、ということだけでなく、健康を保つ方法にも思えます。

なぜなら、数十年前の大多数の日本人は、小食、粗食であって、この数十年は過食・飽食の時代なのではないかと思え、過食であることが、現代人の生活習慣病の原因の一つに思えるからです。

いつでも手の届くところに食べ物があり、24時間コンビニが開いていて、食欲のまま、食べていれば、過食になるのが当たり前に思えます。

野生動物は太らない食べ過ぎは、内臓を疲弊させ、血液を汚します。一説では、血液が汚れることで、それを浄化する意味でがん細胞を増やして、がん細胞に血液を通すことで血液を浄化させているという説があります。

現代人はいかに食べるかではなく、いかに食べることをコントロールするか、時には食べないという選択も必要かもしれません。

最近、よく耳にするのは、プチ断食といった、短期間食事を絶つものや、1日2食、1日1食といった食事の摂り方があります。

どう食事を摂るか、どれだけ摂るか、いつどのようなタイミングで摂るか、といったことには、個人差がありますので、ご自分でいろいろと試してみて、自分に合った食事の摂り方を研究されるといいのではないでしょうか。それには、食事は必ず1日3食摂らなきゃダメ、といった固定概念を捨る勇気が必要かもしれません。

いずれにせよ、1日3食では、空腹感を感じる時間が短く、活動量、運動量の少ない現代人にとっては、過食になる原因となり、内臓が疲れ、血液を汚すことで、慢性的な生活習慣病に陥る原因となりそうです。

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カテゴリー: 食養

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