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インタビューを受けて

先日、あるウェブ上の企画でインタビューを受けました。

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短い言葉で、伝えることは難しいですね…

質問① ここの治療院はどのような治療ですか?


私の鍼治療では、首から骨盤まで、背骨や骨盤の周りを重視します。

この場所に硬さなどの異常が現れると、各臓器に関連するツボが現れます。その現れたツボに鍼をすると、例えば、胸椎5番付近に現れるツボは心臓を癒し、腰椎2番付近に現れるツボなら腎臓を癒すとなります。

また、硬さなどの異常は、滞りとなり、本来の血液や気の流れが阻害され、全身の症状にもつながります。

鍼治療では、その滞りを解消することで、主に以下が可能となります。
①各臓器の働きが高まる。
②免疫力が上がる。
③自律神経を活性化させる効果によって、体の様々な調節機能が高まる。

質問② どうして鍼灸師になろうと思ったのですか?


インタビューを受けて自身が十代から二十歳という若い時期に、海外での生活やスポーツによって体を壊し、一般の医療は一通り巡るも見放され、東洋医学に目を向け、最終的には鍼治療に辿りついた経験があります。

私自身も治療家の先生方に支えられ、きっかけをいただきながら、自分の体と心を省みて、絶望的な毎日から一歩ずつ快方に向かいました。

自分が経験したことを母が癌を患った時に、少しでも傍で役立てたらという想いがあり、母の最期に寄り添いました。このような経験により、その後、鍼灸師を目指し、現在に至っています。

質問③ どうして、開院しようと考えたのですか?


私は現在の個人の治療院を開院する前は、往診や数人の鍼灸師で共有する鍼灸院に所属していました。

その過程を経て、その後、より丁寧に患者さんお一人ずつの治療にあたらせていただくには、地に足をつけた私個人の治療院を開院することが必要となりました。

大規模に展開していく治療院ではなく、丁寧に患者さんに向き合える継続可能な治療院を目指して、地道に「鍼の道」に励んでいきたいと考えています。

質問④ 今はどんな想いで、治療されているのですか?


鍼は物理的にも強力な治療法でありますが、なにか目に見えないものと対話するような、そのように技術的にも難しいものです。また、結果を求める患者さんに対応して、患者さんのお役に立てるということは、簡単なことではありません。

東洋医学では「人体は小宇宙である」といわれることからも、日々、自分の非力さを感じながらも、患者さんが快方に向かい、人生を切り開いていくことに、微力ながらも貢献することができたらという想いで鍼治療に取り組んでいます。

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カテゴリー: 鍼治療について

診療日時
月・木・金:10時半?18時半
(最終診療開始時間:17時)
土・日:10時半?19時半
(最終診療開始時間:18時)

休診日
火・水
火・水以外の祝日は診療日となります。

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