コラム
コラムをカテゴリー別にご覧になる際は、下記のご覧になりたいカテゴリー名をクリックされてください。
投稿日:2015年08月28日
五十肩の体操療法
前回のコラム「五十肩はどうしたらいい?」に引き続き、五十肩のための激痛期、慢性期、回復期、予防のそれぞれの時期にできる体操をご紹介いたします。
各体操は、10回を1セットとし、一日に2~3セットを目安に行なってください。その際、痛みを強く感じたりする場合は無理をせず、回数を減らすなど少しずつ、様子をみながら行なってください。
※各体操方法のイラストがあるとわかりやすいのですが、著作権の関係で用意できず、申し訳ありません。「五十肩体操」で画像検索されてください。
※鍼治療による五十肩の症例を以下で紹介させていただいております。
⇒五十肩の症例
元々はアイロンを使った体操のようですが、ペットボトルなどに水を入れたおもりになるものでできます。
肩に痛みがないほうの手を机などに置き、肩に痛みのあるほうの手にペットボトルなどのおもりを持ち、おもりを持ったほうの手をぶらぶらと前後に無理のない範囲で動かします。
動かしてみて、肩が痛んだりする場合は、おもりを軽くしたり、振り幅を調節してください。ほどよく肩や腕がストレッチされるのが目的ですので、痛いのに無理するようなことはないよう注意してください。
以下の3種類の体操があります。それぞれ肩関節の様々な筋肉をストレッチする効果があります。
① ご自分の顔や頭の位置で握れるもの(例えば、タンスやドアの上部など)に痛みのあるほうの手をかけて、腰を少しずつ下方向に落としていきます。その時に、肩関節が伸びる感覚があるかと思います。
② 両手をご自分の腰のあたりで、肩に痛みのないほうの手で、痛むほうの手を握り、上方向に引き上げます。
③ 両手を頭や首の後ろで組み、肘を開くように動かします。
長さ1メートルぐらいの適当な棒を両手で持ち、肩に痛みのない手で、肩に痛みのあるほうの腕を引っ張ったり、伸ばしたりします。徐々に肩関節が大きく動くように肩関節をストレッチします。
壁に向かって両手をつき、腕立て伏せのように肘を伸ばしたり、縮めるようにします。
≪ この記事を閉じる
※各体操方法のイラストがあるとわかりやすいのですが、著作権の関係で用意できず、申し訳ありません。「五十肩体操」で画像検索されてください。
※鍼治療による五十肩の症例を以下で紹介させていただいております。
⇒五十肩の症例
アイロン体操 激痛期…痛み始めてから2~4週間
元々はアイロンを使った体操のようですが、ペットボトルなどに水を入れたおもりになるものでできます。
肩に痛みがないほうの手を机などに置き、肩に痛みのあるほうの手にペットボトルなどのおもりを持ち、おもりを持ったほうの手をぶらぶらと前後に無理のない範囲で動かします。
動かしてみて、肩が痛んだりする場合は、おもりを軽くしたり、振り幅を調節してください。ほどよく肩や腕がストレッチされるのが目的ですので、痛いのに無理するようなことはないよう注意してください。
コノリー体操 慢性期…痛み始めてから4週間~
以下の3種類の体操があります。それぞれ肩関節の様々な筋肉をストレッチする効果があります。
① ご自分の顔や頭の位置で握れるもの(例えば、タンスやドアの上部など)に痛みのあるほうの手をかけて、腰を少しずつ下方向に落としていきます。その時に、肩関節が伸びる感覚があるかと思います。
② 両手をご自分の腰のあたりで、肩に痛みのないほうの手で、痛むほうの手を握り、上方向に引き上げます。
③ 両手を頭や首の後ろで組み、肘を開くように動かします。
棒体操 快復期…強い痛みがなくなってきてから
長さ1メートルぐらいの適当な棒を両手で持ち、肩に痛みのない手で、肩に痛みのあるほうの腕を引っ張ったり、伸ばしたりします。徐々に肩関節が大きく動くように肩関節をストレッチします。
壁押し体操 予防
壁に向かって両手をつき、腕立て伏せのように肘を伸ばしたり、縮めるようにします。
≪ この記事を閉じる
カテゴリー: 五十肩