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腰が根本原因?

今日はある患者さんと治療後にちょっと話し込んじゃいました。

「自分では、腰痛とか腰の症状は今までなかったので、腰はノーマークというか、全く意識してませんでしたが、今日、鍼を受けてみて、自分が今、抱えている諸症状は腰が根本原因ではないかと気づきました。」

と、その患者さんは仰っていました。その患者さんは、自律神経失調症、不眠症、体のだるさ、冷え性、といった症状をお持ちで、1ヵ月前から通院されています。最も深刻な訴えは不眠症です。

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この患者さんは、首、肩、肩甲骨内側に主に硬さといった異常がみられ、これは不眠症の患者さんの特徴でもあり、ご本人も首、肩、肩甲骨内側の硬さをはっきりと自覚されています。ご本人の訴えである不眠症を解消するには、この首、肩、肩甲骨内側の硬さを鍼によって緩めていく治療が必要となります。

この患者さんの場合、もちろん、この首、肩、肩甲骨内側を治療のポイントとするわけですが、私の治療の場合、どのような症状をお持ちの患者さんでも、首から肩、背中、腰、骨盤というように、首、背骨、骨盤の周辺を注意深く触診し、異常のある箇所に鍼をし、体全体を意識しながら治療を進めます。

これは、体は一つ一つのパーツに分けることはできるかもしれませんが、決してパーツとして部分的に機能しているのではなく、体全体として連動して機能していると考えるためです。その連動性の中核を担うのが腰であると考えます。

腰はちょうど体の中心部に位置し、骨盤を土台とし、腰を中心として曲げたり、伸ばしたり、ねじったり、といった動きができます。はさみに例えると、腰ははさみの刃と刃をつなぐネジの部分とでもいえるでしょうか。このネジの部分がズレていたり、動きが悪かったりしたら、はさみの切れ味が悪いばかりでなく、物を切ることも全くできないかもしれません。

腰が根本原因


鍼治療では、

「腰を治さなければ、体は治らない。」

と言われています。私の鍼治療でもどんな症状の患者さんでも必ず腰を注意深く診て、触診して、異常がないかどうか確認します。実際には9割以上の患者さんに腰に鍼をします。それは、腰は体の動きの出発点であり、腰に狂いがあれば、体全体も整わないと考えるためです。

今日、話をした患者さんの場合、腰の特に深いところに硬さがあり、ご本人も自覚されています。体の土台である腰が硬いと、腰にかかる様々な負担に柔軟に対応できず、腰に乗っかっている背中や肩甲骨周辺、肩、首にも負担がかかることで硬くなり、不眠症に陥っていると考えます。

この患者さんは、自分の腰に治療のポイントがあることを発見され、とても喜ばれ、今後の治療にも期待が持てると仰って帰られました。

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