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布団はかけません ~就寝時の気の流れ~

通常、鍼治療中は、患者さんの体を冷やさないように、タオルやブランケットなどを季節によって使い分けて、患者さんの体にかけています。

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ところが、ある患者さんは、治療中は体が熱くてしかたないので、タオルなどはかけないでほしいと仰ります。この患者さんは普段、自宅でも、春から秋にかけては、就寝時もタオルケットや布団はいっさいかけないそうです。就寝時の服装も、パジャマとかは嫌いで、Tシャツにパンツといった感じだそうです。

就寝時の気の流れこの患者さんは、元々の主訴(最も困っている症状)は、腹痛や下痢、ということですから、体が冷えていることはまず間違いないことなのだと思います。確かに、体に触れると、手足や腹部などが冷えていることはないのですが、ご本人が暑がるほど体に温かさが充実しているような印象もありません。

気の世界で考えると、気の種類には「衛気(えき)」があります。

この衛気は、昼間は体表近くで活動し、体温を保持し、皮膚の収縮と弛緩をし、外からの邪気に対する防衛的な役割をするとされます。

夜間には、体の内部に納まり五臓六腑を潤すとされます。そのため、夜になると体表から気が減り、人間は眠くなって寝てしまうとされます。

夜間に体表の気が減るということは、防衛機能が低下することを意味します。その体表の防衛機能低下を補うために布団などをかけて、体温を保持することになります。就寝時にふとんをかけるということには、そのような意味があるといえると思います。

おそらく、この患者さんの場合、長年に渡って、軽装で布団などをかけないで寝る習慣があって、そのような習慣が体調に影響があるのだと思います。患者さんご自身の生活習慣を省みることも、体治しには必要なことに思えます。

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カテゴリー: セルフケア

パンストは「女性の敵」

ある患者さんはパンストをはかなきゃならない日は確実に体調が悪く、「女性の敵」だと仰います。

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ネット上に、パンストに関する記事を見つけました。
wantonのブログ
重要再掲 パンティ-ストッキングのある恐ろしい秘密
http://ameblo.jp/64152966/entry-11594710305.html

化学繊維製のパンストは、静電気を発し、体からマイナスイオンを奪い、それが体を酸化させ、冷え性、便秘、子宮がん、子宮筋腫といったことにつながる可能性が高いといっています。

パンストは特に腹部に悪影響があり、

腸の機能低下→便秘、免疫力低下、体温低下

子宮からマイナスイオンが奪われ、酸化→活性酸素が発生→子宮がん、子宮筋腫

となるつながりがあるという指摘を記事ではしています。

パンストは女性の敵私は男性なので、パンストではありませんが、タイツをはくと、圧迫感を感じ、長時間は、はいていたくないといった印象はあります。

パンストに限らず、化学繊維の衣服には、体には悪影響があるという話はよく聞きます。やはり化学繊維が静電気を発することは、どなたでも経験上、理解できることでありますが、その静電気が体にとって、電気的なバランスを崩させる原因になっているのだと思います。特にパンストは体に密着しますので、より悪影響があると考えられます。

確かに、綿などの自然素材の衣服のほうが精神的にも落ち着くように思えます。

パンストは「女性の敵」と仰っていた患者さんは、鋭い感覚の持ち主で感じ取り、パンストに対して、違和感というより、苦痛として感じるのだと思います。

この患者さん曰く、少々値段は高いけれど、絹のパンストはかなり快適だそうです。

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鍼灸師ならどうする?風邪篇

私自身が風邪をひきそうな時またはひいた時、自分に鍼や灸をすること以外で、どうするかをまとめてみます。

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東洋医学では、「風邪」は文字通り、「風」の性質の「邪気」が体に入ることで起きるとされます。風邪を治すには、この「風の邪気」を体から追い出すことが必要となります。それには、体を温めることが第一です。

ポイントは体を温める、免疫力を高める、休養をとる、ということになります。

「大椎(だいつい)」を温める

「風の邪気」が入る「大椎」というツボを温めることをまず最初にします。「大椎」は首を前に倒すと背面の首の付け根に最も出る骨の下にあります。下の図の①の場所です。鍼灸治療の場合は、その「大椎」の正確な位置に鍼や灸をしますが、温める場合はだいたいの位置で結構です。

温め方は、ドライヤーを当てる、シャワーで温水を当てる、温カイロを貼るなどが考えられます。どなたかに手で当ててもらうのもいいと思います。お母さんがお子さんにしてあげるのも効きます。

温める際は、火傷には気をつけます。直に当て過ぎないようにしたり、カイロはシャツの上からするなど、様子をみながらやります。カイロの場合は、カイロを貼っておくことがうっとうしく感じたらカイロを剥がします。

これは、カゼの初期、のどが少しイガイガしたり、痛かったり、背中がゾクゾクした時に行うとかなり効果があります。私の場合は、少しでものどに痛みを感じたら、大椎にカイロを直に貼って、そのまま一晩、寝てしまうと翌朝にはのどの痛みがとれていることがほとんどです。ただし、このやり方だと低温火傷をする可能性がありますので、その点だけは注意してください。

貼るカイロを使った冷え対策

手足など冷えを感じる場合は、お腹と骨盤を温める

お腹はおへその下、骨盤は中央にある仙骨にカイロを貼ります。上の図の②と③の位置です。

お腹を温めることは、腸を活発にし、腸内の細菌を活性化させることで免疫力を高めることになります。

骨盤中央には仙骨孔と呼ばれる穴が空いており、その穴を足に向かう血管や神経が通っています。骨盤中央を温めると下半身の血行が高まり、足は第二の心臓と呼ばれることから全身の血行も高まります。

この場合も低温火傷には気をつけてください。

食欲がないときは、無理には食べない

これは、体がそう要求していると考えます。消化器系が疲弊して、働きたくない、といったサインですので、消化器系を休めて、「風の邪気」と戦う力に集中させるべきだと思います。

水分と食べ物

風邪と戦っている体は、体温が上がり、体の代謝が上がることで、汗として邪気が体外に出しているようにも思えます。

また、体調を崩している時は体内が酸性に傾いていることが多いことから、体を温める作用のある陽性でアルカリ性の飲み物が良いと思います。梅干番茶などは昔からいわれていますが、理想的に思えます。はちみつレモンもいいですね。

食べるものも、肉類、魚類、乳製品などの酸性食品は避け、野菜、穀類、豆類などのアルカリ性食品を中心とされるのが良いと思います。野菜も体を冷やす性質のある葉ものや実ものではなく、根菜類のほうが体を温めるとされます。

漢方薬なら「葛根湯」

葛根湯は文字通り、葛の根っこですから、土の中のものは体を温める性質があります。葛根湯はカゼの初期症状に有効とされます。体の中から温める、ということだと思います。

西洋薬剤は私は服用しません

これは私の個人的な考えですが、西洋薬剤の多くは、症状を消す作用があります。

それは体にとって本当にいいことなのでしょうか?熱があれば解熱剤。のどが痛ければ鎮痛剤。

私は発熱は最高の治療方法の一つだと思います。体温は1℃上昇すると、免疫力が5倍上昇するといわれています。その有難い体の反応をわざわざ解熱剤で下げて、どうする?、といった感じです。最近の医師はむやみに解熱剤を処方しない、という話も聞きますが。

ただし、脳内の細胞は熱に弱いといわれますので、頭はしっかり冷やすことが大切です。

休養第一

風邪をひいてしまう状態というのは、体が疲れていて、カゼに対抗する力が充分に発揮されていない状態といえます。体は黄色または赤信号を発しているのだと思います。

疲労を回復させ、免疫力を高め、体をリセットする良い機会だと思って、休養をとることに専念します。

以上となります。

参考になることがあれば幸いです。風邪はしっかり治してください。

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ちまたの健康法

ちまたの健康法患者さんから、

「◯◯が体に良いってテレビで言ってたんですけど、どうなんですかね?」

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とか、

「◯◯について、ある人は良いって言ってましたが、他の人は合わない、って言ってて、迷います…」

といったことを耳にします。特に、食べる事に多いように思えます。

高額な費用がかかるものだったり、これさえ飲めば、これさえ食べれば、これさえ身につければ、など、明らかに単一の物に頼るようなもので、健康を維持できるとは私は思えません。体はそれほど単純にはできていないからです。

できるだけ、自然に近いもので、自分自身が普段、実行可能なもので無理なく継続できそうなもの、費用は最小限、もしくはかからないものであれば、検討する価値はありそうです。

他人が言っていた、本で読んだ、といった知識は参考にするべきものもあるとは思いますが、要は、それが自分に合っているかどうかであり、それを実践してみて、その結果、自分にとっては合うのか合わないのか、といった判断が必要だと思います。

例えば、朝食は摂ったほうが良いのか、それとも摂らずに1日2食がいいのか、それとも1日1食がいいのか、それは、そのご本人の体質等によって判断できることであって、万人向けではないと思います。朝食を摂らないタイプの方は、朝起床時にエネルギーが満タン状態で、食事の必要がなく、むしろ午前中にその満タンのエネルギーを消費する必要があるということだと思います。それに対し、朝食が必要な方とは、起床時にエネルギー不足でガス欠状態で空腹を感じる方と言えると思います。

他にも、運動はどの程度したほうがいいのか。水は1日に何リットル飲んだほうがいいのか、それともなるべく飲まないほうがいいのか。肉食はすべきか。牛乳は体に良いのか悪いのか。炭水化物は控えたほうがいいのか。塩分はどの程度、摂ればいいのか。などなど、きりがありません。

事によっては私個人的な考えをお伝えし患者さんと一緒に考えることはできますが、基本的にはご本人が実践されて、自分の体に聞いてみることが最も必要な判断基準になると思います。

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温湿布か冷湿布か?

温湿布か冷湿布か関節痛などを訴える患者さんに、冷湿布を肘、肩などに貼って来られる方がいらっしゃいます。

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そのような患者さんに限って、患部の治りが悪く、完治するまで時間がかかる方が多いように思えます。

基本的に、スポーツや反復作業などの直後で、関節や筋肉に過度の負担をかけて患部に炎症がある場合は、冷湿布を使うべきです。この場合は、患部を冷やして患部の熱を取ることが目的となります。

関節や筋肉に不負担をかけた直後ではなく、患部に炎症がなく触っても熱くない場合や、慢性的に痛みや冷えを感じる場合は、温湿布などを使って、患部を暖めるべきです。この場合は、患部を暖めることで、血流を患部に集め、血液中の栄養を患部に与え、老廃物を回収させることで、患部の治りを早めることが期待できます。

冷すべき時に冷やし、暖めるべき時に暖めることで、回復を早めることができます。

患者さんに多いのは、慢性的な状態で暖めるべき時に、冷湿布をして冷やしてしまっていることです。慢性的な状態のときは、温湿布でなくても、カイロやサポーターなどで、患部を冷さないことが大切です。

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診療日




火・水以外の祝日は診療日となります。

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月・木・金:10時半〜18時半
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