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組み体操

組み体操今朝のニュース番組で、大阪の中学校の運動会で行われた組み体操で、中学1年男子が骨折した事故について、報道されていました。

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組み体操で骨折、3年で計7人 大阪・八尾の中学校
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151006-00000005-asahi-soci

番組では、学校側の安全対策に問題があるのではないか、といったことが論点になっていた印象でしたが、私が思うに、これは10代の若者の体力の低下に問題があると思います。

中高年世代の体力は向上、子供は低下 全国体力調査
http://www.seikatsusyukanbyo.com/calendar/2009/000180.php

子どもの骨折は、40年前の2.5倍!?
https://www.nissay.co.jp/enjoy/keizai/46.html

運動会の組み体操というのは、過去何十年と行われてきていて、過去にも怪我をする生徒もいたとは思いますが、今回のようなニュースになるほどのことになるというのは、組み体操に問題があるというよりも、若者の体力低下に問題があると思えてなりません。

骨折という点においては、骨の主成分はカルシウムとされていますが、カルシウムを摂取すればよいということだけでなく、運動することによって、骨に圧力がかかり、その圧力に応じて骨は自分で自分を強くするといった作用があるようです。

骨を強くする三原則③~骨を圧迫して強くする運動をしよう
http://www.iihone.jp/colum/column20131018/colum_078.html

私が子供の頃は、夜暗くなるまで外で遊んでいて、運動不足になることなんて考えられませんでしたが、体の成長というのは一生の健康に影響するものですので、現代の子供にとって深刻な問題に思えます。

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カテゴリー: 日々雑感

退屈なんです…

退屈なんです患者さんの一人に、

「毎日が退屈なんです…」

と悩んでおられる方がいらっしゃいます。

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私自身の毎日を考えると、

「毎日ドタバタしていて1日が24時間では足りない。」

と感じることはあっても、退屈に思えるなんて、ある意味、恵まれているようにも思え、それはそれでつらいことなんだろうか、と思ってしまうわけです。

ところが、「退屈」に関して、ある方は以下のように言います。

「退屈は特殊なことだが、とても人間的なことだ。

退屈を感じる動物はいない。動物は愚鈍過ぎる。退屈を感じるには極めて高度な感受性がいる。感受性が鋭ければ鋭いほど、多くのことに退屈を感じる。

子供たちは退屈しない。彼らは人間的な動物といっていい。子供たちはまだまだ単純なことを楽しむことができる。毎日、蝶々を追いかけ回しても別に退屈することはない。

退屈とは、人間的なものであって、一つの非常に優れた資質でもある。実際これは、人間の意識の、より高い次元にしか存在しえないもの。人は、非常に感受性が鋭くなったときに退屈さを感じる。」

そう考えると、その患者さんが退屈に感じていることは、より人間らしいということに…私なんて子供ですね。

確かに、その患者さんの感受性は鋭い…

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十年単位

十年単位先日、患者さんに借していただいたのですが、フランソワ・デュボワ著「太極拳が教えてくれた人生の宝物」という本を読みました。

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日本在住、フランス出身で、作曲家、マリンバ奏者、能力開発研究家、武術家であるデュボワ氏が人生をリセットするため、中国武術の八卦掌を学ぶため、日本での仕事を中断し、46歳の時に中国湖北省の武当山にこもるという内容です。

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  武当山での師匠と激しくぶつかり、

  「あなたの言うことを理解するために、
  僕にあと二十年も稽古をしろと言うのか」

  と僕は食ってかかったのだ。
  師匠は即座にこう答えた。

  「いや、五十年だ」

  これがほんとうに何かを身につけるということの、
  ほんとうのあり方なのかもしれない。
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上記の話しの他にも、主に漢方薬を用いる中国の伝統医学の治療家との出会いがあり、対話の中で、治療家として一人前になるには最低でも二十年はかかり、現代社会には二十年間、修行の身のままで我慢する者はいない、といった話しもありました。

この話しを読んで、下記の私の鍼の先生が仰っていたことをふと思い出しました。

「鍼はまずは十年、黙ってやりなさい。そうすれば、多少は形になってくる。そうしたら、次の十年やり続けなさい。十年単位で自分の鍼が変化して、質の良いものになっていくから。」

鍼灸師は、治療に対して、また患者さんに対して真摯な姿勢をもって、一つ一つの治療を通して経験していくことを長い時間をかけて積み重ねていくことが必要とされるのだと思います。

私自身はめげそうになる場面は多々ありますが、継続していく覚悟をもって、鍼治療に取り組んでいきたいです。

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心臓と足

心臓と足人間の体を巡る血管を全てつなぎ合わせると、どのぐらいの長さになるのでしょうか?

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なんと、約10万kmだそうで、この距離は地球を2周半出来る距離だそうです。

Health Hack 人間の血管の長さは地球を2周半?身体の血管について
http://healthhack.jp/archives/601

動脈、静脈、毛細血管をつなぎ合わせた距離とはいえ、壮大さを感じます。

その血管を通る血液は心臓から1分間に5リットル送り出され、心臓は全身に栄養や酸素といったものを運び、全身から老廃物などを回収することをやってくれています。

心臓は大人の握りこぶし大の大きさですが、これだけの血液循環を担うわけで、相当な働きをしてくれているといえると思います。

心臓のポンプとしての働きだけでは、特に下半身の血液を回収するのは難しく、下半身の静脈には弁がついていて血液が逆流しないような仕組みや、下半身の筋肉を使うことで血液を心臓に戻す作用があるようです。

静脈還流障害WEB 足の静脈の特徴
http://www.cvi-info.jp/cvi/legvein.html

よく「足は第二の心臓」と呼ばれたりしますが、これは、足腰が弱ると静脈の血液を心臓に送る働きが低下することになるということのようです。

ウォーキングのような適度な運動は、心臓を助ける作用もあるようです。

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