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冷えを訴える女性たちⅡ ~体を冷やすことを止める~

前回のコラム(冷えを訴える女性たちⅠ ~陰陽からみる女性の性質~)では、体の冷え対策として、

①体を冷やすことを止める。
②体を温める力を高める。

を挙げました。

今回のコラムでは、冷え対策として、「体を冷やすことを止めてみる」についてです。

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お腹を温める

正確には腸を温めるということになります。人の免疫力のおよそ7割は腸に集中します。平均体温が1℃低下すると、免疫力も3割以上も低下するといわれ、免疫力は体温が下がれば下がるほど低下するとされます。お腹を冷やすような服装は言うまでもありませんが、腹巻などは理にかなっているのではないでしょうか。

大椎を冷やさない

大椎の位置大椎(だいつい)は第7頚椎と第1胸椎の間にあるツボです。頭を下に下げた時に、最も突出した背骨の付近です。この大椎から風邪をもたらす邪気が入ってくると東洋医学では言われています。冬場にのどをよく痛めてしまう方は、この大椎をマフラーなどで冷やさないようにすることをおすすめします。風邪の初期にのどが痛いと思った時は、この大椎に使い捨てカイロを貼って温めると、のどの痛みがとれることがあります。

夏場の食材は控える

主に野菜のことになりますが、野菜には旬のものがあります。その時期に収穫されたものが、その時に食するのに適しているということだと思います。

夏野菜の代表であるナスやキュウリ、南国のフルーツ、赤道直下で収穫されたコーヒーなどは、真夏で体温が上がっている体を冷やす効果がありますが、夏場の食材を日本の冬場に食せば、体は余計に冷えます。スーパーでは、冬場でも南国産やハウス栽培などの野菜や果物をよく見かけます。外食でも季節感がない料理が多いのではないでしょうか。

体を最も冷やす食材といえるのが、白砂糖といえるかと思います。白砂糖はさとうきびから精製されますが、さとうきびは南国産です。黒砂糖は、糖分だけでなくビタミンやミネラルが含まれていてバランスが白砂糖よりもはるかに良いのではないでしょうか。また、てんさい糖はてんさい(砂糖大根)の根のしぼり汁を煮詰めたもので、体を温める作用があるようです。てんさいは寒い地方で収穫されるようです。

砂糖はからだを冷やすと思ってた
体を温める砂糖「てんさい糖」の話

http://homepage2.nifty.com/chienoseikatu/n3.htm

次回のコラムでは、冷え対策として、冷えを訴える女性たちⅢ ~体を温める力を高める~ と題してまとめてみたいと思います。

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カテゴリー: 冷え性・低体温

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